心に残る展覧会3つ

まずは、うまい具合に娘ちゃんの児童館交流会の一輪車とリズムダンスの発表の合間の時間にふらりと自転車で行くことができた草月流・牛久保翠吏さんの社中展。工夫を凝らした会場構成、そして10年間もこのような社中展を続けてこられたという、その軌跡の紹介もあり、甚く感動。近隣で同じようにいけばな教室を持つ身として、教室としての魅力をもっと考えていかねばならない、と強く思いました。

続いて、息子氏の中学より、春休み中の課題として地元の美術館・博物館に行くというものがあり、二人で練馬区立美術館へ。津田青楓、初めて聞くお名前でしたが、この方がなかなかな、すごい方で、びっくり。食べるためという刺繍の図案でさえ魅力的だし、装幀も品があって素敵♡ でもまぁ男子の心には、小林多喜二の虐殺を描いた「犠牲者」が衝撃的で、響いたみたい。本当、その振り幅がすごいというか、若く瑞々しい時期に日露戦争・203高地の凄惨な体験がいろいろ影響しているんでしょうけど。本当にのうのうと生きてるなー、と我が身を反省。

最後に、デザイナーとしてのお仲間の個展。日めくりカレンダーにイラストを描き続けること4年、その軌跡。すごい!! 今まで全く知らなくて、あんな嵐のような日にも描き続けてたの?と思うと頭が上がらない。黒く無機質な数字にほっこりするようなイラストの融合が楽しい。娘ちゃんと一緒にワークショップに参加させてもらいました。

 

ほんと頑張る人は頑張っている。私も頑張ろう!!